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金持ち注文のレンジ変更と妄想

今日は2008年9月21日。
妄想に基づいてランドの金持ち注文を変更しました。

<妄想1>
米ドルの人気は落ちていくと思います。
リーマン破産やメリル危機、AIG危機への市場の反応の大きさに、今年3月から一貫して自国の損失の最小化を目指して派手な口先介入や資金供給で市場をコントロールしていた米国が遂に力尽き、大きな損失を覚悟した感があります。それでも強気な政治家もいるでしょうから覚悟の合意形成には時間がかかるかもしれません。しかし、急がないと、年末までにより大きな損失を覚悟せざるを得ない状況に追い込まれることでしょう。それを避けるためには、誰かが述べてましたが、日本が5年かけたことを数ヶ月で達成しなければならないと思います。これには、米国民の意識の集約が必須です。しかし、不景気ながらもそこそこの暮らしをしている米国人が多いでしょうから、意識は集約されないでしょう。だから、来年3月にかけて、米ドルは急落と急騰を繰り返してじりじりと下げていくと思います。

<妄想2>
ユーロの人気が落ちるのはこれからが本番だと思います。
現在は原油価格が再び急進しています。ロシアは、グルジア侵攻に端を発したルーブル売りやリーマンショックによる株売りを支えるために数兆円規模の介入をしているようですし、2日間とはいえ株取引停止まで追い込まれましたから、原油価格の高騰を歓迎するでしょう。しかし、原油バブルは崩壊済みですから、リーマンやメリルが吐き出して下落した原油を買って急進に導いた連中は、適当なところで売りに転じる筈です。結局、原油価格は、遅くとも10月には反落して90米ドルを割り込むと思われます。そうなると、ユーロや豪ドルが下落するでしょう。豪ドルは既に81まで下値を広げましたから、下落幅は限定的でしょう。しかし、リーマンの次は欧州にいるような気がしますし、ユーロの下値余地はまだありそうです。だから、ユーロは、原油価格の反落とともに、あるいはその前に、再び下落基調となることでしょう。

<妄想3>
円高は続くでしょう。
現在は円安ですが、これは、米国が対策を早く打ち出すという期待から市場が先走ったためでしょう。市場が望むほど早く対策の財源を確保するのは無理でしょうし、今回の円高の終焉の要因は米国にありますから、リスク回避=円高という回路は健在ですから、円は、上下に振れながら徐々に上がっていくことでしょう。

<妄想4>
さて、ランドです。
南アフリカ経済は、リーマンショックの影響をさほど受けていないように見えます。しかし、リーマンの次があるでしょうし、その次もあるかもしれません。いずれ影響を受ける筈です。円高の要因は結局のところリスク回避ですから、高リスク高リターンのランドは、円高になると、円や米ドルに対して下げます。既に12台中盤まで下値を広げましたから、12まで届くでしょうし、リーマンの次のときには過去数年の底値を割って11まで押し込まれるかもしれません。

というわけで、金持ち注文の5段目の指値を11.67から10.5へ引き下げました。1段目の指値も13.22から12台後半へ引き下げました。レンジを下にシフトして少し広げた感じです。
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